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【矢倉】(研究)加藤流の骨子となる攻め

今回は加藤流の骨子となる理想的な攻めが決まる手順を研究します。



先手は「雀刺し+棒銀」、後手は「四手角+総矢倉」で対抗したのがこの手順。
ここまでの手順の繊細さは現代矢倉そのものですが、最終的な仕掛けの構図自体は恐ろしく古い形で、何十年、へたをすれば100年以上前からある形なのかもしれません。

このように互いに指したい手を全て指し、理想形を目指した場合、先手の攻めが一手早く、先手が優勢になる、というのが加藤流の骨子となります。もちろん先手が有利になる定跡なのでプロ間でこの図が出現することはありませんが、加藤流の定跡群のベースにはこの変化がある、ということは覚えておく必要があるでしょう。

何故後手が一手遅いのかと言えば、13図で先手と後手の駒組みの違いを考えてみるとわかります。
先手の駒で後手よりも手数が掛かっている部分を確認すると、1八飛車で一手、1七香で一手、2六銀で一手の計三手。後手は角の動きで二手、6四歩で一手の計三手。後手が攻めの準備を整えるには、7三桂の一手が必要ですが、先手よりも一手余分に掛かるため、それが間に合わないということになるのです。

そこでポイントになるのが、後手の8筋9筋の歩。
このうちどちらかの歩を突かなければ、一手早くなります。9五歩を省略したのが基本の定跡で、8五歩を省略するのが、森内流となります。

先手から見たら、後手が8筋9筋の歩を両方とも五段目まで伸ばして来たときは、雀刺しのチャンスと考え、どちらかの歩が四段目で止まっているときは、雀刺しでは間に合わないので、何か他の攻め筋を考える、ということになります。

今回はここまで。
次回は、後手8五歩9四歩型での互角の定跡を研究します。
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非公開コメント

いい感じですね

ぐいんさん、どうも。u-makuです。
とてもわかりやすくていいですね。

居飛車の定跡知らないので参考になります。

たまに遊びに、いや勉強にきますね。
よろしくお願いします。

No title

まくさん、お久しぶりです^^
訪問ありがとうございます。

基本的には森下プロの「現代矢倉の思想」と「闘い」の
2冊を参考にして研究しております。

私の理解が間違っている部分なども多いと思いますので、
何か不自然なところなどがあれば、教えてください。
プロフィール

Guin saga

Author:Guin saga
ぐいんさーが
将棋歴25年

棋力
生道場三段
倶楽部24 最高R1485(1級)

7年ぶりに昇級しました。
さらに勉強して24初段を目指します。

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